第83回ル・マン24時間レースは、ポルシェが17年ぶりとなる17回目の総合優勝を獲得した。
世界で最も過酷なこの耐久レースで、17回もの総合優勝を達成したチームは他にはない。
ポルシェはル・マンを制した1998年を最後にワークス活動を休止していたが、2014年にル・マンへ復帰。それからたった2年目での総合優勝となる。
ポルシェ919ハイブリッドのカーナンバー#19をドライブした、アール・バンバー(ニュージーランド)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)、ニック・タンディ(イギリス)の3名は、ポルシェ初(1970年)のル・マン総合優勝から45年の時を経て、再びタイトルを獲得したドライバーとなった。
現役F1ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグは、ル・マン初参戦での快挙を達成。表彰式後にトロフィーを手にしながら取材に応じ「信じられないよ!ここに初めて来て勝てたなんて、本当に素晴らしい。特別な日になったよ」と語った。
またカーナンバー#17をドライブした、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ブレンドン・ハートレイ(ニュージーランド)、マーク·ウェバー(オーストラリア)が2位でフィニッシュし、ポルシェは1-2フィニッシュを飾ることとなった。
ル・マンを5連覇中のアウディは3位と4位、悲願のル・マン初優勝を目指したトヨタは6位と8位、ル・マンへ復帰した日産は40位だった。
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