フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、今週開催のル・マン24時間耐久レースにポルシェの一員として参戦している。
ヒュルケンベルグはF1第7戦カナダGPを終えるとすぐフランスへ飛んだ。さっそく9日(火)にはポルシェのプロトタイプをバックに自撮り写真をツイート。「彼女の準備もバッチリ!」とつぶやいている。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤはヒュルケンベルグの走りを見にル・マンを訪れる予定だという。
「ビジェイは、自分が見にいけるならという条件で僕の参戦を許可してくれたんだ」とヒュルケンベルグはジョークを飛ばしている。
■予選1回目はポルシェが圧倒
ル・マンは10日(水)のフリー走行で開幕。現地時間22時から行われた予選1回目は、ポルシェが1-2-3を飾った。
トップのポルシェ18号車はコースレコードを記録し、アウディ勢に3秒という大差をつけた。元F1ドライバーのマーク・ウェバーが乗る17号車が2番手、ヒュルケンベルグが乗る19号車は3番手につけている。
トヨタは、ポルシェとアウディに次ぐ7番手と8番手だった。4月末のレースでクラッシュし一時入院した中嶋一貴も元気に走行。予選1回目は決勝に向けた準備に集中し、「非常に良く仕上がっている」と語った。
今年からプロトタイプカテゴリー(LMP1)にエントリーしている日産は12、21、31番手と苦しいスタートとなった。
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@earlbamber @NickTandyR pic.twitter.com/k6jEuAVBbJ
— Nico Hülkenberg (@NicoHulkenberg) 2015, 6月 9