2015年F1第7戦カナダGP決勝を終え、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、次のようにコメントした。
【結果】F1カナダGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■フェルナンド・アロンソ「今は辛抱だ」
決勝/リタイア
「言うまでもなく3戦連続のリタイアはちょっと切ない。出力を失ってピットインするしかなかった。それでレースは終わったよ。間違いなく、この辺で仕切りなおしが必要だ。状況は把握しているが、必要なのは未だかつてない努力だ。何としてもこの状況を変えたい。僕が把握していて、今後、投入予定の開発パーツはどれも納得できるものばかりだ。僕には明るい兆しが見える。今は辛抱が必要だよ。そして人並み外れた努力を続けることだ」
「ジェンソン(バトン)も僕にとっても、たいへんな週末だった。土曜日に問題が出て、今日はリタイアだったからね。でも、できればそこから何かを学びたい。そして、今もろもろの問題を出しておいてよかったと思いたい。まだ競争力のないうちにね。いつか表彰台フィニッシュや勝利を目標に戦う日がやってきて、それでもなおリタイアを強いられたら、その口惜しさは今日のリタイアなんてものでは済まない。だからこそ、僕らは毎週末、何かを学んでいる。そして少しずつ、本来のチームにしようじゃないか」