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サインツ「フェルスタッペン・フィーバーはどうでもいい」

2015年06月07日(日)17:56 pm

トロロッソで話題を独占しているドライバーといえば、17歳の新人マックス・フェルスタッペンだ。だがチームメートのカルロス・サインツは、その影に隠れても気にしないという。

最初に新聞ネタとなったのは、フェルスタッペンの年齢と経験不足だ。

それが今は、F1第6戦モナコGPで起きた大クラッシュである。パドックの意見は大きく二分される。彼の勇気と鋭いレース勘を象徴する出来ごとだという者がいる一方、あれこそ経験の無さを浮き彫りにする事故だったという者もいる。

同じく新人で20歳のサインツは、はた目から、サポート役に徹しているかのように映る。だが実際には、フェルスタッペンと互角の戦いを繰り広げているのだ。

ドライバーズ選手権を見てみると、サインツの9ポイントに対してフェルスタッペンは6ポイント。予選順位も、4対3でサインツがフェルスタッペンをリードしている。

そんな中、ドイツ『Speedweek(スピードウィーク)』はサインツのコメントを紹介。彼は、フェルスタッペン・フィーバーに隠れて自分のパフォーマンスが見過ごされていると言っている。「でも、それはそれでしかたがないかな」

「どうせ大したことじゃないし」

「僕にとって重要なのは、チーム、とりわけ(レッドブル首脳の)ヘルムート・マルコ博士と(トロロッソのチーム代表)フランツ・トストが僕のことを考えてくれるかどうかだ」

「マスコミや報道を見聞きする大衆の関心が低くても、僕にとってはどうでもいい」

2015年F1前半戦ここまで、「想像したより善戦している」と自己評価するサインツ。

しかし、「僕の目標はシーズン前と変わらない。できるだけ多くを学び、いいパフォーマンスを見せること。あとは自然に任せる」とサインツは付け加えた。

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