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【予選速報】ベッテルに落とし穴 波乱の予選でハミルトンが通算44回目のポール/F1カナダGP

2015年06月07日(日)3:20 am

2015年F1第7戦カナダGPが6月6日(土)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(全長4.361km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間26時)から行われた予選でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。今季6回目、通算44回目。

【結果】F1カナダGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

フリー走行3回目にトラブルでクルマをとめたマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが予選欠場となる残念な状況で迎えた予選。だが、Q1では思わぬ波乱が待ち受けていた。

最初の走行に臨んだフェラーリのセバスチャン・ベッテルがクルマの異常を訴えてピットイン。終盤に再びコースへ出てアタックするも、Q2進出ラインを突破するタイムを出すことができず16番手でQ1敗退という予想もしなかった事態に。さらに、上位争いに加わると考えられていたフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)もトラブルにより17番手でセッションを終えている。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはこれに助けられる形で14番手となりQ2に進んだ。

Q1で予選を終えた16番手から20番手は次のとおり。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、ロベルト・メリー(マノー・マルシャ)、ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ)、そしてノータイムのジェンソン・バトン(マクラーレン)。

Q2は、やはりメルセデスエンジンを搭載するチームが強さを見せつける。メルセデスAMGはもちろん、ロータスやフォース・インディア勢が速さを見せ、Q3進出を決めた。アロンソもここで力尽き14番手でセッションを終えた。

Q2で予選を終えた11番手から15番手は次のとおり。カルロス・サインツ(トロロッソ)、マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、フェリペ・ナッセ(ザウバー)。

Q3は、ハミルトンとロズベルグの順でタイムアタックに向かうが、ロズベルグは最終セクターでタイムが伸びずハミルトンのタイムに届かない。この結果ハミルトンが今季6回目のポールポジションを確定した。3番手にフェラーリのキミ・ライコネン、4番手にバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が入り、2列目を確保した。

5番手から10番手までの結果は次のとおり。5番手ロマン・グロージャン(ロータス)、6番手パストール・マルドナード(ロータス)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手ダニール・クビアト(レッドブル)、9番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、10番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)。

なお、12番手となったトロロッソのフェルスタッペンは前戦モナコGPでのクラッシュによるグリッド降格ペナルティーに加えて5基目のエンジン投入によるペナルティーを受けることになり、以下のドライバーたちのスタート位置がひとつずつ上がることになる。

F1カナダGP決勝は、現地時間7日(日)の14時(日本時間27時)から始まる。

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