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ベッテル「エクレストンはF1チケットの価格を下げるべきだ」

2015年06月06日(土)17:17 pm

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンに対して反撃に出た。

かつては仲が非常によいことで知られていたエクレストンとベッテルだが、両者の関係に最近少し変化が生じているようだ。

少し前、エクレストンは2010年から2013年まで4年連続でF1チャンピオンに輝いたベッテルに対し、「あまりF1の役に立つようなことをしていない」と批判し、「道で彼(ベッテル)が歩いていても誰も気づかないだろう」と語っていた。

今年のF1ドイツGPがキャンセルされたことについても、その原因のひとつにベッテルがあるとほのめかしてさえいたエクレストン。だが、F1カナダGP(7日決勝)が行われているモントリオールでこの件についての質問を受けたベッテルは、「あまり気にしていない」と答えていた。

だが、ベッテルはその後カナダのテレビ局『CBC』に対し、その件に関しては、自分よりもエクレストンの影響力のほうがずっと大きいと次のように語った。

「正直に言って、もっとたくさんチケットを売るためには、バーニーのほうがずっといい立場にあると思うんだ。例えば、チケットの価格をもっと下げるとかね」

実際のところ、それぞれのレースのチケットを販売するのはレース主催者だが。だが、F1チケットが高額となってしまう原因のひとつには、エクレストンが主催者に1年につき5,000万ドル(約63億円)もの開催権料を請求していることがあるのは確かだろう。

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