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ウェバーが出す「暴露本」のことは気にしないとベッテル

2015年06月06日(土)16:44 pm

2013年までレッドブルのドライバーを務めていたマーク・ウェバーが近々自伝を出す予定にしており、その中にはかつて険悪な関係にあったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とのいきさつなどを「暴露」する部分も含まれていると伝えられている。

ウェバーの自伝には「オージー・グリット」というタイトルが付けられるという。これは“オーストラリア人根性”というような意味になる。この自伝は7月に出版が予定されているが、この中にはレッドブル時代のベッテルとの確執に関し、これまでには知られていなかったことが率直かつ詳細に語られていると伝えられている。

F1カナダGP(7日決勝)が開催されているモントリオールでこの件についての質問を受けたベッテルは、ウェバーとの関係は一般に知られているよりももっといい状態だと主張し、次のように語った。

「世間では、僕たちはうまくいっていないと言われているけれど、僕たちはお互いに大きな尊敬の念を抱いていると思っているよ」

「それに、僕たちはよく話もしているんだ! 僕たちはみんなが考えているよりかなりいい関係にあると思う。だけど、かつては困難な時期があったのも確かだけどね」

ウェバーが出す自伝のことや、その中に実際にどういったことが書かれているのかということについても、ベッテルはすでにウェバーと話をしたと明かし、次のように続けた。

「彼はそれについて話をしてくれたよ」

「誰もが自分なりの物の見方があると思うし、彼がそれを明らかにする必要があると考えたのなら、それはそれでいいと思っているよ」

そう語ったベッテルは、次のように付け加えた。

「彼は、自分が明らかにする必要があると思うことを公表するんだと思う。そのことは僕にとって問題ではないよ」

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