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マノー・マルシャ、ボブ・ベルと契約

2015年06月02日(火)6:05 am

マノー・マルシャは1日(月)、チームマネージャーやエンジニアの経験豊富なボブ・ベルとの契約を発表した。

ベルは1年前にメルセデスAMGのテクニカル・ディレクターを辞任。昨年11月、正式にチームを脱退した。

ベルはアイルランド北部アルスター地方出身の57歳。2008年にルノー(現ロータス)を襲った「クラッシュゲート」事件を受け、翌年、チーム代表を務めたことがある。一時、ルノーに戻ったと伝えられ、新ワークスチームの主任候補に上げられていた。

しかしマノー・マルシャによるとベルは2015年、「技術コンサルタント」として「チームを補助する」という。

さらに彼らは声明で、次のように述べている。「マノー・マルシャ首脳はチーム再建に取り組むとともに、野心的な長期計画を作成中だ。ベルはこれをサポート、助言を行うものである」。

またマノー・マルシャは、ベルの他に2名の技術者と契約したことも明らかにした。ひとりは元トロロッソのデザイナー、ルカ・フルバット。もうひとりは元ケータハムの技術主任ジャンルカ・ピサネッロだ。

「2015年の幕開けは劇的だったが、がんばった甲斐はあった。ようやく将来を見据え、チーム運営を軌道に乗せられそうだ」

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