F1第6戦モナコGPで思わぬ苦戦を強いられたウィリアムズ。だがフェリペ・マッサは、すぐに立ち直ると自信たっぷりだ。
決勝後、バルテリ・ボッタスに「これで2年連続だ」とモナコでの不振を指摘されたウィリアムズ。
同チームの技術責任者パット・シモンズは、ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に次のように語った。「いいわけはなしだ」
「昨年と同じだな。われわれが何も学ばなかったのは明らかだ」
ボッタスの同僚マッサも同意見である。「フリー走行でも予選でも、そして決勝でも苦しかった。果たしてタイヤだけの問題だろうか」
だが、「先週(モナコGP)の出来ごとは再発しないと思う」と彼はスペイン『Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』紙に話す。
「モナコは僕らにとって最悪のサーキットだった。でも次のカナダとオーストリアには自信がある。しかもその後のシルバーストン(イギリスGP)では、マシンがさらによくなるだろう」
チームはモナコ以前の状態よりも改善する、それがマッサの予想だ。
「カナダにどんな新パーツを持ち込むか知らないが、オーストリアは絶対に大きな前進を遂げるよ」