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レッドブル、来季ドライバー変更も視野に

2015年05月30日(土)13:21 pm

レッドブルは2016年のドライバー変更も辞さない構え。オランダ『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙の報道だ。

同国からすい星のごとく現れ、今季トロロッソからF1デビューした十代のマックス・フェルスタッペン。彼は、先日のF1第6戦モナコGPで激しいクラッシュを演じてペナルティを受けたことを差し引いても、ここまで目覚ましい活躍ぶりだ。

この事故以前、フェルスタッペンと僚友カルロス・サインツの新人ふたりに目を細めたのがトロロッソの親チーム、レッドブルを率いるクリスチャン・ホーナーだ。彼は、「今のF1で明るい話題のひとつ」と断言している。

逆に、レッドブル1年目のロシア人若手ドライバー、ダニール・クビアトの両肩にはプレッシャーが重くのしかかる。もうひとりのダニエル・リカルド(レッドブル)は、今季で契約切れと伝えられる。

『De Telegraaf(テレグラーフ)』は次のように伝える。「レッドブル内部からの情報によると、間違いなく現ドライバーの組み合わせを変更する選択肢は存在する」。

同紙によれば、もっとも立場が危ういのは明らかにクビアトだ。「モナコGPでは、リカルド、サインツ、フェルスタッペンの3名のみがレッドブルのPR活動に駆り出されていた。特筆すべき事項だ」というのである。

その一方で同紙は、リカルドがウィリアムズとフェラーリから注目されているとも報じた。ウィリアムズはバルテリ・ボッタス、フェラーリはキミ・ライコネンが、それぞれ今季限りで現チームを去る可能性がある。

モナコGP決勝でロマン・グロージャン(ロータス)に追突、その後ペナルティを受けたフェルスタッペンは、その影響を最小限に食い止めようとしている。

彼は自身のウェブサイトで次のように述べた。「あのような事態はどうしても起きるものだ。むしろこれで、僕はより強いドライバーになる」

フランス『L’Equipe(レキップ)』紙は、彼のこんなコメントを紹介する。「今季の開幕以来、僕はさまざまなことを学んだ。シーズンの流れに僕は満足している」

「何ごとも経験だ。経験を積めばトップチームでいい成績を収められる」

「カルロス(サインツ)も僕もルーキーだ。ミスをしたって仕方ないで済まされる。でもレッドブルに昇格しようと思ったら、ミスは許されない」というフェルスタッペンだった。

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