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ロータス、フェルスタッペンの主張を否定

2015年05月28日(木)5:31 am

24日(日)のF1第6戦モナコGP決勝でマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)がロマン・グロージャン(ロータス)を相手に起こした追突事故。加害者フェルスタッペンはグロージャンに「ブレーキテスト」を食らったと主張しているが、ロータス側はこれを否定する。

グロージャンに突っ込んで大クラッシュを演じたフェルスタッペンはレース後、競技委員会からペナルティを受けた。

ところが彼は27日(水)、サン・デボーテ入り口でグロージャンに「ブレーキテスト」されたと自身のウェブサイトで主張。

「ブレーキテスト」とは、前を走るドライバーが後続車の勢いをそぐ目的でわざと早めに激しくブレーキを踏む行為を指す、レース用語だ。

そんなグロージャンのいい分にロータスの前線部隊を指揮するアラン・パーメインは同じく27日(水)、グロージャンを擁護。フェルスタッペンのいう「ブレーキテストなどしていない」と次のように語った。

「彼(グロージャン)は前の周回に比べて5メートル後方でブレーキをかけた」とツイッターに投稿したパーメイン。「FIA(国際自動車連盟)に対してはデータで実証済みだ。だから彼らはロマン(グロージャン)でなくマックス(フェルスタッペン)にペナルティを与えたのだ」

「FIAは事故に関するすべての情報を握っている。彼らはRG(グロージャン)の運転に満足していた」とするパーメインだが、フェルスタッペンへの配慮も忘れなかった。いわく、彼は「とてつもない才能の持ち主」で、今回のざ折から必ずや「立ち直る」だろうとした。

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