ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)にとって妻は「幸運の女神」だ。2015年F1タイトル獲得のために、できれば毎戦いっしょにいてほしいと願っているくらいである。
今年の開幕戦オーストラリアGPから第4戦バーレーンGPにかけてロズベルグは、僚友で2014年F1世界王者ルイス・ハミルトンに力負けしっぱなしだった。
ところがその後の第5戦スペインGP、彼は今季初ポール・ポジションから優勝を飾る。
今季初めて新妻ヴィヴィアンが夫のもとを訪れたレースだ。それまで彼女は、重いつわりに苦しんでいたのである。
いま妊娠7ヶ月のヴィヴィアンは、再びモナコに姿を現す。その結果ロズベルグは連勝した。
「僕の妻は幸運のお守りなんだ」とドイツのタブロイド『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙に笑顔で話すロズベルグ。
「次はモントリオール(第7戦カナダGP)にも来て欲しいよ。できれば毎戦ね」「もちろん彼女の体調しだいだけれど」