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「セブ、おめでとう」フェラーリ/F1モナコGP決勝

2015年05月25日(月)6:20 am

2015年F1第6戦モナコGP決勝を終え、フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、次のようにコメントした。

【結果】F1モナコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■キミ・ライコネン「釈然としない」
決勝/6位

「6番手スタートから難しいレースになるのは分かっていた。自分より遅いマシンについて走ってばかりで、僕のほうが速いと分かっていても抜きどころがまったくない。

ピットストップでようやくレッドブルの一台を抜いてひとつ順位を上げたが、それさえもバカな理由で失ってしまった。僕は通常のラインをトレースしていたのに、(ダニエル)リカルドがリアタイヤに当ってきて僕を外に押し出し、ポジションを取り戻したのだ。そんなことが許されていいものかどうかはっきりしないが、違和感は残る。でも今となってはどうしようもない」

「今後のレースでは、全体的にもっと仕事の質を上げなければならない。タイヤの性能をちゃんと出す、それに土曜日の予選のミスもなくす。それができれば、日曜日はもっと楽に戦える。
次のカナダGPはもっと明るい気持ちで迎えられそうだが、今から予想を立てるのは早すぎる。使用するタイヤは同じでも、コースのレイアウトがまったく異なるからね。まあいずれ分かることだ」

■セバスチャン・ベッテル「2位は嬉しい結果」
決勝/2位

「今日はやれることはすべてやった。その結果が2位だから嬉しいよ。スタートはアグレッシブに行こうとしたが、すぐに2番手を奪うことはできなかった。ペースはよかったからメルセデスAMGにプレッシャーを与え、ピットストップで彼らとの差を詰めた。いつ何時も離されてたまるかって思っていたが、当然ながらそれだけでは勝負にならない。アンダーカットもやってみたが、次の周でお返しされて彼らに先を越された。

終盤、スーパーソフトを履いたルイス(ハミルトン)に後ろから食い下がられて辛かったよ。何周かタイヤが冷えきったままで、コース上に留まるのがやっとという感じだった。とにかくコーナー出口をしっかり走ろうと心がけた」

「まだどこかマシンを把握できていない。フリー走行から気温が下がると、予選の1周でタイヤがちゃんと仕事をしない。その点は改善する必要があるね。
マラネロで働いているみんなには感謝感謝だ。いいエンジンだったよ。直線も速かった。いったん前に出れば安心だ。

僕らはもっとマシンの実力を引き出そうと、あらゆるところに多くの努力を注いでいる。目標とするところや、自分たちがどうありたいかも分かっているから地に足を付けていられる。今日はとても嬉しいよ。素晴らしいレースだった。チームは100パーセントの力を発揮してくれた。

次のカナダGPはレイアウトがまったく異なるが、それでも高い戦闘力を発揮できるようがんばる」

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