「明暗分かれたサインツとフェルスタッペン」／トロロッソ、F1モナコGP決勝
モンテカルロ市街地サーキットで行われた2015年F1第6戦モナコGP決勝を終え、トロロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンがコメントを行った。
【結果】F1モナコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■カルロス・サインツ「ピットレーンスタートからポイント獲得」
決勝／10位
「すごいレースだったし、結果にはすごく満足さ！ モナコでのデビュー戦でピットレーンからスタートしたのに、フィニッシュラインを10番目に横切ることができたなんて、まるで勝利したような気分だよ！」
「チームの戦略とタイヤマネジメントによってすごくいいレースになった。懸命に頑張って、ソフトタイヤですごく長いスティントを走り切ることができた。これが功を奏してポイントを獲得することもできた」
「レースはすごく楽しめたよ。僕にはスピードもあったし、この独特なサーキットを楽しめていたんだ。レースが終わって欲しくないほどだったよ！」
■マックス・フェルスタッペン「激しいクラッシュだったけど大丈夫」
決勝／リタイア
「スタートはうまく決めることができた。ペレス（フォース・インディア）とマルドナード（ロータス）の間にはさまれてしまう形にはなったけれど、クルマがすぐにパフォーマンスを発揮してくれたのでうれしかったよ。最初は無理をしないで周回を重ねていたし、トラブルにも巻き込まれなかった。その後はペースもすごくよくなったし、コース上でマルドナードを追い抜くこともできた。そしてペレスとの差を縮めたよ。クルマの感触はすごくよかったよ！」
「不運なことに、最初のピットストップでは時間がかかってしまった。それによって順位をいくつか落としてしまったし、またそれを取り戻すために戦わなくてはならなかった。ボッタスの後ろにつかえてしまったときにまたピットに入り、スーパーソフトタイヤに履き替えたんだ。そうしたらまたペースもすごくよくなった」
「レースでのクルマには本当に満足できていたんだ。ベッテル（フェラーリ）やロズベルグ（メルセデスAMG）にさえ追いついていくことができていたくらいさ。でも、僕はそのまま彼らの後ろにとどまっていた。そのほうがほかのクルマを追い抜くことも簡単だったからね。そして、グロージャン（ロータス）にすごく接近して、ポイント圏内に入るための戦いを行っていたときにバリアに突っ込んで終わりさ。かなり大きなクラッシュだったけど、僕は元気だよ」
