モンテカルロ市街地サーキットで行われた2015年F1第6戦モナコGP予選を終え、トロロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンがコメントを行った。
■カルロス・サインツ「決勝はピットレーンスタートに」
フリー3/5番手
予選/8番手
「フリー走行1回目から3回目までの位置を考えれば、予選8番手という結果は期待外れだと思えるかもしれない。だけど、僕たちの目標は常に予選Q3に進出することだったのを思い出さないとね。そうすれば決勝でポイントを狙うことができるし、その目標は今日達成することができた」
「モナコでのデビューレースで8番手になれたというのは、実際のところかなり満足できるし、うれしく思っているよ。だけど、競技委員の裁定によって決勝ではピットレーンからスタートしなくてはならなくなった。Q1のときに重量計測の指示に従わなかったということなんだけど、すごくがっかりだよ」
「これで明日の78周のレースはかなり厳しいものになってしまうよ。モナコでは追い抜きがすごく難しいからね。だけど、ベストを尽くしていくよ」
■マックス・フェルスタッペン「3番手になれるはずだった」
フリー3/9番手
予選/10番手
「モナコでの予選で10番手だったのはがっかりだ。Q1とQ2はまずまずだった。そのときはすでにタイヤにてこずり始めていたけれどね。だけど、Q3は本当にタイヤに熱を入れるのが難しかったよ。全然グリップしなかったし、かなりタイヤがロックするようになってしまったんだ」
「最後のラップでは新品のタイヤセットを装着していたにもかかわらず、100分の8秒しか速く走ることができなかった。これについては調べてみないといけないし、理由をつきとめないとね。今日の結果を、明日の決勝では最大限に生かしていきたいと思う。簡単なことではないだろうけどね」
「いいスタートを決められるよう頑張るつもりだし、トラブルに巻き込まれないように気を付けながら、もっとポイントを獲得できるよう戦っていきたい」
※フェルスタッペンは、サインツのグリッド降格に伴い、決勝は9番グリッドからのスタートとなる。