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今後もハンデを背負うグロージャン

2015年05月22日(金)11:04 am

ロータスのロマン・グロージャンは、今後も各グランプリの金曜フリー走行1回目で控えドライバーにシートを譲る状態が続きそうだ。

21日(木)に行われたF1モナコGP(24日決勝)のフリー走行1回目には久々に出走したグロージャンだが、最近ではチームメートであるパストール・マルドナードとの間に緊張感が生まれていると言われている。

PDVSA(ベネズエラ国営石油会社)から巨額のスポンサー資金を持ち込んでいるマルドナードだが、その契約にはマルドナードがすべてのセッションに出走することを義務付ける条項が盛り込まれているという。

このため、グロージャンのほうだけが金曜のセッションで控えドライバーにシートを明け渡さなくてはならない状況となっているわけだ。

その控えドライバーとは昨年のGP2チャンピオンであるジョリオン・パーマーだ。パーマーのほうもかなりのスポンサーマネーをロータスに持ち込んでいると見られている。

先週、イギリス人ドライバーであるパーマーは、2015年には全グランプリのうち、ほぼ半数において金曜フリー走行1回目の走行を担当することになると思うと語っていた。

グロージャンは、これによる影響はかなり大きいとモナコにおいて次のように語った。

「週末に向けた準備という点からはかなり大きな影響があるよ。必ずしも全ドライバーがそういうことをしていないのはそれが理由のはずさ」

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