フェラーリのスポーティングディレクターであるマッシモ・リボラがフェラーリでの業務を再開したと報じられている。
リボラに関しては、フェラーリ内部での不祥事により、停職処分を受けたか、もしくは解雇されてしまったようだとのうわさが報じられていた。事実、前戦F1スペインGP(第5戦)が行われたバルセロナにリボラの姿はなかった。
フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、バルセロナで「彼が1週間休みを取りたいとのことだったので、我々はそれを認めたのだ」と述べ、それ以上のことは語ろうとはしなかった。
だが、2009年にトロロッソからフェラーリへと移籍していたリボラについては、マクラーレン、あるいはF1参戦がうわさされるアウディへ移籍するのではないかとのうわさもささやかれていた。
しかし、フェラーリの専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニは、自身の『Quotidiano(クオティディアーノ)』のブログに、43歳となるリボラが現場へと戻っており、今週末のモナコGP(24日決勝)にも姿を見せることになると書いている。
「問題が解決したのをうれしく思うよ」と書いたトゥッリーニは、次のように付け加えている。
「マッシモの幸運を祈るよ。そして、ときとして過剰な想像力を働かせる人たちにも温かいあいさつを送ろう」