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【マクラーレン・ホンダ】両者の関係に小さな亀裂が?

2015年05月13日(水)6:04 am

マクラーレン・ホンダに不穏な空気が漂っているという。ロータスの開発ドライバー、カルメン・ホルダが、ある話を聞きつけたのだ。

ホルダはGP3出身のスペイン人で26歳。今季全戦でチームに帯同している。

マクラーレンとホンダは今季あらたに手を組んだが、序盤から不振続き。ホルダはいう。「何戦前だったかしら、ある(マクラーレンの)技術者と話をしたの。彼らは日本のスタッフにイライラしているんですって」

「何でも彼らは、すべてにおいてトライを重ねたがるらしいわ。ところがマクラーレンの技術者は、どうせダメだと分かっているの。だから他の方法を探ったほうがいいって」とスペインのラジオ局『Cadena Ser(カデナ・セル)』に話すホルダ。

「それでも日本側は自分たちの考えで続けたがるのよ。だからあんなに時間を無駄にしているのね」

マクラーレン卒業生のデビッド・クルサードも古巣を心配する一人だ。F1では、いちど「形」にハマってしまったら抜け出すのは容易ではないという。

「マクラーレンを見てごらん」とクルサードは、イギリス『Telegraph(テレグラフ)』紙に話す。「かつての金額で大口の企業スポンサーを取り込もうとしているが、あの負けっぷりでは誰も見向きはしない」

「さらにテレビの露出時間不足が輪をかける。ひとつ間違えばチームを前進させようにも資金が底をついてしまう」

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