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ロータス、内紛のきざし

2015年05月09日(土)19:00 pm

ロータスの正規ドライバー、ロマン・グロージャンとパストール・マルドナードの関係がこじれているとの情報だ。

同チームには、もう一人ドライバーがいる。控えのジョリオン・パーマーだ。彼は400万ユーロ(約5億3,700万円)といわれる持参金をロータスに入れ、グロージャンの代わりに第3戦中国GPと第4戦バーレーンGPの金曜フリー走行1回目に参加した。

続く第5戦スペインGP。ここでも金曜日に走ったパーマーだが、次はマルドナードがシートを譲るべきと考えたチーム副代表フェデリコ・ガスタルディは、そのようにマルドナード側に要請。ところが、彼らはこれを「拒否」したことが判明した。

フィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙のルイス・ヴァスコンセロス特派員によると、ベネズエラ国営石油会社PDVSAから多額の投資を受けるマルドナードは、「全グランプリの全セッションでマシンに乗る権利を主張した」という。

しかしこの情報は、ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌の報道と矛盾する。同誌がマルドナードに確かめたところ、パーマーのためにシートを明け渡す必要があればそれに従うと答えたらしいのだ。

おもしろくないのはグロージャンである。3戦連続で金曜フリー走行1回目を欠席した彼は、バルセロナで次のように語った。「僕はこの問題をすでに10回ほど提起したが、何も変わっていない」

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