今週末のF1第5戦スペインGPに最新パーツを持ち込むロータス。ところが、その目玉となるはずだった部品は積み荷に含まれなかった。
ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌の報道によると、ロータスが実戦投入を目論んでいたこの部品は、新設計の極小ノーズ。FIA(国際自動車連盟)の耐衝撃テストで不適合のらく印を押されたのだ。
そのため、同パーツのデビューは第7戦カナダGP(6/5-7)に持ち越された。
「モナコGPに新パーツを持っていくのは得策ではない」と技術主任アラン・パーメインは語る。
もっとも、リアウィングや車体後部部品、ブレーキダクト、フロントウィングのエンドプレート等、その他のパーツはバルセロナに運ばれるという。