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マクラーレン・ホンダ新カラーリングのうわさは間違い

2015年05月05日(火)18:06 pm

最近、マクラーレンが今週末に行われるF1スペインGP(10日決勝)には、2015年型車MP4-30のカラーリングを変えてくるかもしれないとのうわさがささやかれていたが、どうやらこれは的外れだったようだ。

今季、伝説的なマクラーレン・ホンダが復活するにあたり、MP4-30にはかつて成功をほしいままにした時代のカラーリングが復活するのではないかと期待されていた。だが、実際に登場した新車のカラーリングは昨年とそれほど大きく変わるものではなかった。

しかし今週になって、今週末のバルセロナに姿を見せるMP4-30は、メルセデスのイメージカラーであったシルバーの代わりに、グレーもしくは赤を強調した新たなカラーリングとなるのではないかとのうわさが起こっていた。

それは、4日(月)にマクラーレンが公式ツイッターアカウントに、ドライバーのフェルナンド・アロンソやジェンソン・バトンとともにアイルトン・セナの顔写真と、セナがステアリングを握ったかつてのマクラーレン・ホンダF1カーなどがあしらわれたポスターの画像を掲載し、「伝説が戻ってくる」との言葉を添えていたためだ。

その小さな画像には、かつてスポンサーを務めていたタグホイヤーがかかわることが示唆されていたことから、マクラーレンもついにタイトルスポンサーとともに80年代の象徴的なカラーリング復活を発表するのではないかとの推測が広まっていた。

だが、このポスターは、実際にはバルセロナで7日(木)に催されるタグホイヤーのイベントに向けたもので、そこではホログラムによるセナの立体映像なども紹介される予定となっているという。

つまり、そのツイートは、スペインで新たなカラーリングが登場するということを予告したものでも何でもなかったというわけだ。

今季ここまでマクラーレン・ホンダがかつての強さをほうふつさせるようなレベルにまったく到達していないが、それを強く期待する気持ちからこうした誤解が生じることとなったのかもしれない。

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