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「自分たちの力でばん回してみせる」とレッドブルの空力エンジニア

2015年05月02日(土)11:02 am

レッドブルの空力部門責任者であるダン・ファローズが、レッドブルが上位チームに追いついていくことは可能だと考えていると語った。

レッドブルにはF1カーの空力処理においては天才的だと評される最高技術責任者のエイドリアン・ニューイがいる。だが、ファローズの能力の高さについても、昨年レッドブルとマクラーレンとの間でファローズ争奪戦が繰り広げられたことでも明らかだろう。

現在、レッドブルに供給されているルノーのパワーユニットは、パワー、信頼性、ドライバビリティーのいずれをとってもライバルメーカーたちに後れをとっている。だが、ファローズはそれでもレッドブルが力を発揮することができると考えている。

ファローズは、次のように語った。

「僕らの最大の弱点がどこにあるのかということは誰もが分かっている。だけど、正直に言って、それはほかのチームにやられてしまっていることとは関係ないんだ」

「僕たち空力部門にこそ、それに対して対抗していく力がある」

新たなV6パワーユニット時代を迎えた昨年は、メルセデスAMGがそのエンジンの優位性によって強さを発揮したのは明らかだ。だが、2015年にはより空力の効果が重要になるだろうという声が多い。

「F1にはパフォーマンスの差別化要因はたくさんある。ドライバーやパワーユニット、空力、タイヤの使い方とか、いろいろね」

そう語ったファローズは次のように続けた。

「僕たちは、今季を迎えるにあたり、どこに弱点があるかということが分かっていた。そして、その差を詰めていくのは僕たちの部門にかかっているという考えのもとに取り組んでいるよ」

「僕たちがそのための手段だし、僕たちにはそれができる。以前もそうしてきたし、もう一度それを実現することを目指しているよ」とファローズは結んだ。

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