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狙うは連覇だハミルトン

2015年04月30日(木)6:37 am

ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が並みいるライバルたちに連覇を宣言。

今季F1はここまで4戦を終えてハミルトンが3勝、チームメートのニコ・ロズベルグを置き去りにした。

ロズベルグは気持ちを「リセット」して、2015年を一からやり直す必要があるとチームの会長ニキ・ラウダも指摘している。だがベテラン選手のジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)によると、それは決して容易なことではないという。

「2戦も3戦も続けてチームメートに負けると、心にズッシリとくるものだ」とバトン。

「屈辱に耐え、負けた理由を探って前に進むことだね。でも、いうは易く行うは難しさ。ふとした時に、自分で自分を疑ってしまうんだ」

「いい時も悪い時もあるが、その差は大きい」

ロズベルグがどん底なら、ハミルトンは絶好調といっていいだろう。

彼は29日(水)のドイツ『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』紙にこう話す。「僕は3つめのタイトルが欲しい」「(アイルトン)セナのようにね」

ハミルトンは現在、2番手以下に27ポイントの差をつけてF1ドライバーズ世界選手権をリードしている。はた目から機嫌の良さはありありで、かつてないほど落ち着いてもいる。ラウダのことばを借りれば「ノリノリ」だ。

ハミルトンはいう。「まるでセバスチャン(ベッテル)が最初のタイトルを獲った翌年のような感じだ」

2010年のベッテル(当時レッドブル)はチームメートのマーク・ウェバーと死闘を演じ、翌2011年はウェバーを始めとするライバルたちを完ぷなきまでに叩きのめした。

その後も2012年と2013年も連覇。見るからにやすやすとポール・トゥ・ウィンを続け、いわれなき批判まで受けた。

自身について「手に触れたものはすべて金になる、そんな感じだね」と語った今週のハミルトン。「勝利にどん欲な姿勢は変わりないが、同時にとてもリラックスしている」

2015年に新たなヤル気を見出したのも、嬉しい驚きだったとハミルトンはいう。

「むしろ、その逆になるんじゃないかと感がていたんだ」と話すハミルトン。「ドライビングや物ごとの対応ぶりに、自分でもビックリだよ」

「すべてを引っくるめて、我ながらよくやっていると思う」

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