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ロズベルグ「これからはあまり考えすぎない」

2015年04月28日(火)18:08 pm

今年のF1第3戦中国GPの後では、チームメートの走りに対する不満を表していたニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だが、今では考え方を変えたようだ。

中国GP決勝では、自分の前にいたチームメートのルイス・ハミルトンがあまりにゆっくりと走行していたことで、自分の作戦を台無しにされたとの非難を行っていたロズベルグ。だが、次戦バーレーンGPではそれまでとはうってかわった積極的な走りを見せ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルをコース上で追い抜いてみせていた。

「かなりの接近戦だったけれど、いちかばちかやってみたよ」

そう語った29歳のロズベルグは、ドライバー選手権争いでもベッテルを抜いて2番手に浮上。今後、27ポイント差で首位を走るハミルトンを追いかけていくことになる。

ロズベルグは、バーレーン・インターナショナル・サーキットの第1コーナーでベッテルを追い抜いたときには、まだハミルトンとの差はそれほど大きく開いてはいなかったかもしれないと、『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように続けた。

「ルイスがどれくらい前を走っているのか、そのときはよく分からなかったんだ。だけど、今回はそのことは気にしなかったよ」

これまで、ハミルトンに関しては非常に攻撃的であり、ロズベルグについてはまず先に「考えてしまう」タイプだと広くとらえられていた。だが、バーレーンでロズベルグが見せた積極的な走りに関しては、メルセデスAMGの首脳陣も称賛を惜しまなかった。

ロズベルグは、ハミルトンとの今季のF1タイトル争いに関して、次のように付け加えている。

「まだ何も失ったわけじゃない。多分、今後はあまり考えすぎないようにすればいいだけさ」

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