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ライコネン復調の功労者だ、アリソン

2015年04月21日(火)6:45 am

キミ・ライコネン(フェラーリ)が今季、本来の調子を取り戻したのは技術責任者ジェームス・アリソンの功績。ライコネンのマネージャー、スティーブ・ロバートソンは以上のように明かしている。

ライコネンは昨年、僚友フェルナンド・アロンソ(現マクラーレン・ホンダ)に惨敗。マラネロでの将来が危ぶまれるほどだった。

だが35歳のベテランは転んでもタダで起きない。今年に入って見ごとに復調、19日(日)のF1第4戦バーレーンGPでは、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)を脅かさんばかりの勢いで2位に飛び込み、長く遠ざかっていた表彰台(2013年F1第14戦韓国GP以来)に上った。

まるで、WRC(世界ラリー選手権)やNASCAR(米ストックカー)挑戦を終え、ロータスからF1に戻った2012年と13年の再来だ。今年と同じく当時もマシンはアリソンのペンによるものだった。

現在アリソンは、フェラーリの技術部門を率いて敏腕を発揮している。

「確かに今年のフェラーリとキミが乗ったロータスには、類似点がいくつかある」とフィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に話すロバートソン。

「どちらのマシンもタイヤにやさしい。フェラーリとロータスには同じ特徴がある」

「キミが本領を発揮するのは、マシン前方から伝わるフィーリングをうまくとらえた時だ」とロバートソンは分析するのだった。

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