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ライコネンに「気を抜いてほしくない」と契約をしぶるボス

2015年04月20日(月)20:32 pm

フェラーリのキミ・ライコネンは、F1第4戦バーレーンGPで久々の2位表彰台を獲得し、契約延長にまた一歩近づいたようだ。

ライコネンは今年いっぱいでフェラーリとの契約が切れるが、残留の意向を示している。

レース後にチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは次のように語った。フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙が伝えている。

「キミのことは喜んでいる。これで、彼は復活し、われわれには強力なドライバーが2人いると宣言できる」

「だが、だからといって明日キミとの契約に署名するわけではない。この点は、彼と話し合ったときにはっきりさせてある」

「彼は契約するにふさわしいかと今聞かれれば、私もイエスと答える。だが、彼に気を抜いてほしくないんだ。キミは少し心配しているときに最高の力を出す。彼のようなタイプにはこういうアプローチが合うんだ」

また、アリバベーネはこうも話している。

「現時点ではまだ白紙だ」

「なんだか私がペンを手に取ったとたん、キミが表彰台に上がった感じだね!」

一方、メルセデスAMGと契約延長の交渉をしているルイス・ハミルトンがフェラーリに接触したといううわさもある。しかし、アリバベーネは次のように話したとドイツの『Sky(スカイ)』が伝えた。

「ルイスはチャンピオンだ。どんなチャンピオンもいつかフェラーリで走りたいと夢見るものだ」

「だが、今われわれにはチャンピオンが2人いる。もう1人は必要ない」

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