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ライコネン、フェラーリ残留の可能性高まる

2015年04月15日(水)19:33 pm

キミ・ライコネンが、2016年以降もフェラーリのドライバーとして残留する可能性が高くなっていると報じられている。

2012年にロータスからF1復帰を果たしたライコネンは、2014年にフェラーリへと移籍したが、そのときに結ばれた契約は2年間だとされている。つまり、今年いっぱいで現在の契約が満了することになるわけだ。

5年ぶりにフェラーリに復帰して迎えたライコネンの2014年シーズンは不振に終わっていた。だが、今年は友人でもあるセバスチャン・ベッテルが新たなチームメートとなったが、それに加えてクルマも昨年とは大きく変わったようだ。ライコネンもフェラーリの2015年型SF15-Tにかなり満足していると伝えられている。

2014年にはベルギーGPで一度だけ4位となったのが最高だったライコネンだが、今年は開幕戦こそトラブルによってリタイアに追い込まれたものの、続くマレーシアでは序盤のトラブルでいったん最後尾まで順位を落としながらも最終的には4位でフィニッシュ。そして先週末の中国GPでも6番手からスタートして4位でレースを終えている。予選さえうまくこなせば、今後表彰台に上ることも難しいことではないだろう。

フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネも、先週末の上海で「これ以上のドライバーの組み合わせは想像もできなかったよ」と語っていた。

ライコネンの契約は今年までとなっているものの、実際にはその契約の中に2016年の延長オプションが盛り込まれていると考えられている。そして、その選択権はフェラーリ側にあると目されている。

フェラーリの専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニは、自身のブログの中で「フェラーリはそのオプションを行使しようと考えている」と述べている。

さらに、イタリアの放送局『Sky(スカイ)』も同様の内容を報じているが、そこに次のように付け加えている。

「最終的な決断は、今後数レースの結果を見て下されることになるだろう」

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