マノー・マルシャが、自力での「107パーセント」予選規則打破に懸命だ。
ドライバーのひとりロベルト・メリーによると、相変わらずチーム状態は厳しいものの、開幕当初のバタバタや揉めごとから「大きく進歩」しているという。
「チームの努力に満足だ」とスペイン『Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』紙に話すメリー。
「ソフトタイヤを履いたフリー走行2回目で、土日を戦えるメドがついた。107パーセントはらくらくクリアして、僕らが目標としている105パーセントに迫る勢いだった」と彼は、10日(金)のセッション後に話していた。
同時にメリーは、2015年型車導入の必要性も暗に指摘している。現在は、今年の規則に合わせて改造した2014年型マシンを走らせている。
「僕らには改善の余地がある。グリッドの前方に近づくためにね」とメリー。「僕らのスタート位置に、厳然として越えられない壁があるのは明らかだ」