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フェラーリからの誘いに最初は半信半疑だったベッテル

2015年04月10日(金)17:48 pm

フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネが、セバスチャン・ベッテルが昨年フェラーリからのオファーを受けたとき、それが本当かどうか確証が持てない様子だったと語った。

最終的に、4年連続でF1チャンピオンの座をつかんだレッドブルと別れてフェラーリに移籍したベッテル。だが、この移籍はここまでのところベッテルにとってもフェラーリにとってもまさにおとぎ話のような展開を見せている。

移籍2戦目となるF1マレーシアGPで最強のライバルであるメルセデスAMGを破って優勝を遂げたベッテルの活躍は、かつてミハエル・シューマッハによって築かれた黄金時代の復活を予感させるものだとさえ言われている。

アリバベーネは、フェラーリではすでに数年前からベッテルに興味を持っていたのだと『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語った。

「(2014年4月までフェラーリのチーム代表であった)ステファノ・ドメニカリがすでに興味を示していたし、話もしていたんだ。そしてその後任となったマルコ・マティアッチが昨年の夏に再び交渉を持った」

「面白かったのは、セバスチャンが、マティアッチが本当に真剣なのかどうか、そのときには半信半疑だったということだ」

「なぜなら、ほかのドライバーたちと話をするのも我々の仕事の一部だからね。それによって自分たちのドライバーの報酬を抑えるためなんだ」

そう語ったアリバベーネは、そのベッテルの不安解消にシューマッハのマネジャーが一役買ってくれたと次のように付け加えた。

「だが、ミハエル・シューマッハのマネジャーであるザビーネ・ケームが、この話は確かなものだと橋渡ししてくれたおかげで、その後はとんとん拍子に進んだよ」

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