どうか静かに見守ってください。ミック・シューマッハがいよいよF1への第一歩を記そうとしている8日(水)、彼の父ミハエルのマネージャーは周囲に冷静を呼びかけた。
この日ドイツのオッシャースレーベンで始まったF4合同テストでミックはシーズン前の公式テストに臨んだところ、100名以上のマスコミが押し寄せる騒ぎとなったのは既報の通り。
これを見たシューマッハ家のマネージャー、サビーネ・ケームは、ミックを報道陣に接触させないと早々に宣言。ドイツF4シリーズの走行に集中させるためだ。
「まだ16歳になったばかりの若者です。それを忘れないでください」とケームはオーストリア『AAP通信』に語った。
「彼は今年、多くを経験するでしょう。そして同時に彼の持てるすべてを尽くしてくれるはずです。ですが皆さんには、ぜひ自制をお願いしたい。彼(ミック)にベストのパフォーマンスを出してもらいたいからです」