ロベルト・メリーが、今週末のF1中国GP(12日決勝)でも再びマノー・マルシャのコックピットに収まることになるだろうと自信を見せた。
そして、スペインの『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』も、24歳のメリーが中国GPばかりか、その翌週に開催されるバーレーンGP(19日決勝)においてもマノー・マルシャから出走することになるだろうと報じている。
メリーは、昨年経営破たんに陥った旧マルシャから、ドライバーとして指名を受けたのは今年の開幕戦オーストラリアGPのほんの数日前だったとし、次のように語った。
「僕は2009年にマノーGPでF3に出走していたんだ。そのときのライバルには、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、ジュール・ビアンキ(マルシャ)、ダニエル・リカルド(レッドブル)がいたし、それ以外にもすでにF1に昇格を果たしたドライバーたちがいたよ」
「そのことが、今チームが僕を信頼してくれることにつながったんだ」
だが、メリーも、苦境に立たされているチームが潤沢な資金を持ちこむことができるドライバーとの契約を結べば、自分にはもうどうすることもできないと認めている。
だが、メリーは、中国GPに関しては自分が出走することは間違いないと次のように続けた。
「まだ公式発表はされていないけれど、チームの誰もが僕がレースに出るのは間違いないと言っている」
「僕にはスポンサーなど誰もついていないのに、チームが僕をこれほど信頼してくれたことにすごく感銘を受けているよ」とメリーは付け加えた。