スバルは、ニューヨークで開催されている2015 年ニューヨークオートショーにおいて、「STIパフォーマンスコンセプト」を世界初公開した。
この「STIパフォーマンスコンセプト」は、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナルが今後の米国での事業拡大に向けて、パーツビジネス、コンプリートカービジネス、モータースポーツ活動を表現するコンセプトモデルとして用意されたものだ。
STI 製サスペンション、ブレーキ、内外装部品等を1台のコンセプトカーとしてまとめて提示することで、STI のパーツビジネスとコンプリートカービジネスを具現化。エンジンにはSuper GTレース用のEJ20型2.0リッター水平対向4気筒ターボエンジンが搭載されている。
スバルでは、今後に向けて「強い事業構造を創る」取り組みの一つとして「STIブランドの活用拡大」を掲げており、今回の「STIパフォーマンスコンセプト」出展はそうした活動の第一歩とも言えるものだ。スバルは今後、最大市場である米国においてSTI製パーツの販売を拡大するとともに、それらを搭載したコンプリートカーの展開も検討してゆくとしている。