セパン・インターナショナル・サーキットで行われた2015年F1第2戦マレーシアGP決勝を終え、ホンダの新井康久F1プロジェクトリーダーがコメントを行った。
【結果】F1マレーシアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■「セパンの高温多湿には対応できていた」新井康久(本田技研専務執行役員)
「フェルナンド(アロンソ)は、ERS(エネルギー回生システム)の冷却に問題が発生し、リタイアせざるを得なくなるまではいいペースでの走行を見せてくれていた。もちろん、そうした問題が起きたことは非常に残念なことだった」
「その後、ジェンソンのクルマにもターボの問題が発生してしまった。それはまさに、ひしめきあう集団の中でポジションを守るために攻めの走りをしようとしていたときだった」
「2台のリタイアは、激しい競争の中でパワーユニットに負荷をかけ過ぎた結果だ。このサーキットの高い気温などによるものではなかった」
「これらの問題に関してさらなる調査を行い、上海(中国GP/4月12日決勝)に向かう前に改善を果たしたいと思う」