「痛しかゆしの予選結果」フェラーリ／F1マレーシアGP2日目
セパン・インターナショナル・サーキットで開催中の2015年F1第2戦マレーシアGP2日目、予選を終えたフェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、次のようにコメントした。
【結果】F1マレーシアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■キミ・ライコネン「この結果は自分のミス」
フリー3／3番手
予選／11番手
「今日は単に、コースに出て行ったタイミングが悪かっただけ。もっと早くアタックすべきだった。（マーカス）エリクソンを抜こうとしたんだけどね。彼に罪はないよ。めぐり合わせが悪かったというより、僕のミスだ」
「明日はいくつか順位を取り戻せるようがんばる。速さはあると思うんだ。だが中団からのスタートなので、簡単なレースにはならないだろう。第1コーナーのリスクも増すはずだ。でも明日は与えられた状況でベストを目指す」
■セバスチャン・ベッテル「メルセデスAMGに一泡吹かす」
フリー3／4番手
予選／2番手
「最後の最後でいいペースの走りができたと思う。ルイス（ハミルトン）とはいい勝負だった。去年の同じレースを思い起こしてほしい。今日と同じコンディションで最後にインターミディエイトを履いて、ポール・ポジションからコンマ1秒以下の差だったんだ。こうなったら、来年こそだね」
「明日のレースでいい順位を狙う位置に付けられた。日曜の目標は、まずレース展開からベストの状況を引き出すこと。結果はその後の話だ。コース特性は僕らのマシンに合っている。いいレースをすることしか考えていない。ただし、ここセパンはコンデイションが不安定だからね」
「ちょうどよいタイミングで雨が降り出すことがあれば、痛い目にだって遭う。ほんとうに分からないよ」
「とにかく落ち着いてレースをすれば結果はついてくる。メルセデスAMGはすごく強いし、アドバンテージもある。でも彼らに一泡吹かすいい機会じゃないか。この数ヶ月、彼らは余裕をかましているみたいだから」
