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【予選速報】雨がフェラーリに味方 マクラーレン・ホンダ善戦でアロンソに笑顔/F1マレーシアGP

2015年03月28日(土)19:52 pm

2015年F1第2戦マレーシアGPが3月28日(土)、セパン・インターナショナル・サーキット(1周/5.543km)で2日目を迎え、現地時間17時(日本時間18時)から行われた予選でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。開幕戦に続いて今季2回目、通算40回目。

【結果】F1マレーシアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

Q1は、マクラーレン・ホンダ勢にQ2進出の期待がかかったが、残念ながらジェンソン・バトンが17番手、フェルナンド・アロンソが18番手となり、開幕戦に続いてQ1敗退となった。このセッション中に急激に雨雲が接近し始め、Q2での降雨確率が高まってくる。

Q1で予選を終えた16番手から20番手は次のとおり。16番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)、17番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、18番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、19番手ロベルト・メルヒ(マノー・マルシャ)、マノー・マルシャのウィル・スティーブンスは出走せず、ノータイムに終わった。

Q2では、セッション中に雨が降り始めることが確実となり、全ドライバーがセッション開始と同時にコースに飛び出していく。だが、先頭でタイム計測を始めた数名のドライバーはドライ状態のままでフィニッシュラインに到達することができたものの、ピットアウトが遅れたドライバーがホームストレートに差し掛かるころには雨が落ち始める。

さらに、全員がほぼ一斉にタイムアタックを開始したため、コース上は渋滞状態となる。ハミルトンはそうした影響を受けつつも8番手にとどまるが、その後ろから走行していたキミ・ライコネン(フェラーリ)は最終コーナーでザウバーのマーカス・エリクソンと交錯したこともあり、11番手に終わってしまう。その直後に一気にサーキットをスコールが襲い、もうタイム更新のチャンスはなくなった。

Q2で予選を終えた11番手から15番手は次のとおり。11番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、12番手パストール・マルドナード(ロータス)、13番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、14番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、15番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。

開始が30分ほど遅れたQ3では、チームによって雨用タイヤの選択に違いが出る。状況は、最初から水量が少ないとき用のインターミディエイトでスタートしたメルセデスAMG勢やセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に有利に働き、ほかのドライバーも途中でフルウエットタイヤからインターミディエイトに履き替える。

結局、ハミルトンが1分49秒834のベストタイムを刻んで2戦連続でポールポジションを獲得。ベッテルがメルセデス勢の一角をくずして2番手に入り、明日の決勝を最前列からスタートすることになった。メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは3番手に終わった。

4番手から10番手までの結果は次のとおり。4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手ダニール・クビアト(レッドブル)、6番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、7番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、8番手ロマン・グロージャン(ロータス)、9番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、10番手マーカス・エリクソン(ザウバー)。

マクラーレン・ホンダ勢は、ジェンソン・バトンが17番手、フェルナンド・アロンソが18番手で予選を終えている。マノー・マルシャの2台が予選を通過できなかったため、明日の決勝ではこの2人が最後列からスタートすることになりそうだ。

だが、予選後のアロンソは満足そうな笑みを浮かべており、直後のインタビューではQ1のあとでインタビューを受けることは今後はあまりないと思うと発言したと伝えられている。

F1マレーシアGP決勝は、明日の日本時間16時から始まる。

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