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【ホンダF1】「より本領を発揮したい」新井康久／F1マレーシアGPプレビュー

ホンダF1の新井康久プロジェクト・リーダーが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP（29日決勝）に向けて意気込みを語った。

■新井康久（本田技術研究所専務執行役員／F1プロジェクトリーダー）「より本領を発揮したい」
「シーズン緒戦のメルボルンにあたっては、パワーユニットの設定に余裕をもたせるアプローチしか取れませんでした。フル出力から多少のマージンをキープせざるを得なかったのです。それで一台は完走できましたが、もう一台はパワーユニットにトラブルが出ました」
「マレーシアの高温がパワーユニットに厳しいのは分かっています。サーキット特性として急激なブレーキングと加速が必要なのも承知しています。それでも、われわれはさらに進化し、よりサーキットに適応するよう制御データを設定してまいります。少しでもオーストラリアほど力をセーブしなくて済むような設定を可能にしたいところですが、実際はまだ分かりません。しかし、当面はそれがわれわれの目標です」