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マレーシアでの復帰を目指すバルテリ・ボッタス

2015年03月23日(月)18:41 pm

腰痛のために2015年F1開幕戦オーストラリアGPの決勝をスタートすることができなかったバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)だが、今週末の第2戦マレーシアGP(29日決勝)では復帰したくて「いてもたってもいられない」状況のようだ。

予選中に椎間板(ついかんばん)を痛めたボッタスは、オーストラリアからまっすぐインドネシアにわたり、そこで復帰に向けて静養を行っている。プールでトレーニングを行っている写真をツイッターに投稿したボッタスは、次のようなコメントを添えている。

「だいぶ良くなったし、毎日改善しているよ。マレーシアが待ちきれないよ!」

さらに、ボッタスのマネジャーを務めるディディエ・コットンは、自身のツイッターにボッタスがジムでウエイトトレーニングを行っている写真を紹介し、ボッタスが「マレーシアへ行きたくてうずうずしている」と伝えるとともに、「日曜日にもハードワークをこなしている。ここまではいい感じだ!」と付け加えている。

コットン同様、ボッタスのマネジメントチームの一員である元F1ドライバーのミカ・ハッキネンは、ボッタスが腰を痛めてしまったのはウィリアムズの今季型車FW37のシートも影響しているかもしれないと考えている。

「僕自身もキャリアを通じてたくさんのシートを作ってもらったけれど、それぞれが少しずつほかのとは違っていたよ」

『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』にそう語ったハッキネンは、次のように付け加えた。

「完ぺきなシートにするのは簡単なことではないんだ」

一方、もしボッタスが今週末のマレーシアGPも欠場することになった場合には、メルセデスAMGの控えドライバーであるパスカル・ヴェアラインが代役として出走することになるのではないかとうわさされている。

現状では、ウィリアムズにはレースに出走できる控えドライバーがいないこともあり、エンジンサプライヤーであるメルセデスの秘蔵っ子にチャンスを与えるという可能性も高そうだ。

メルセデスでは、バルセロナで行われたシーズン前公式テストにも、やはりメルセデスエンジンを搭載するフォース・インディアにヴェアラインを送り込んでテスト走行を経験させていた。

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