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「パフォーマンスは改善されるはず」レッドブル/F1マレーシアGPプレビュー

2015年03月23日(月)10:46 am

レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ダニエル・リカルド「暑さ対策が重要」
「マレーシアに向けて気分もいいよ。僕たちには改善すべきことがたくさんあるのも分かっているけれど、マレーシアではそのいくつかを達成できると思っている。それによってさらにパフォーマンスがよくなるはずだ。今は運転するのに備えてくつろいでいる状態だけど、それもいいものさ」

「シーズンも始まったばかりだし、最初のレースでは誰もが緊張していたと思うけれど、マレーシアではみんながもっとスムーズに走ることができるはずだ」

「マレーシアでは基本的に、折り返す形になる2本のストレートが追い抜きポイントになる。つまりターン1と最終コーナーだ。この2か所が最も追い抜きが多くなるだろうけど、ターン9のヘアピンでもチャンスはあるね。それはうれしいことだよ。最初のストレートや最終コーナーへの入り口で誰かを追い抜くことができるのは面白いけれど、彼らもやり返すことができるんだ。だから、追い抜くことができたとしても、100m後にはDRS(可変リアウイング使用可能区間)を使って抜き返されることもあるということを忘れてはならないんだ」

「ウエットになった場合は、いいときもあれば悪いときもある。時には本当にいいウエットレースができて雨の名人のようになることもあれば、まったくうまくいかないときもある。視界は悪くなるし、クルマのコントロールもすごく難しくなる。だけど、そうなれば本当に腕が試されると思う。雨のコンディションにうまく対応できたときは、すごく満足できるよ」

「それに、クルマに乗ってから暑さ対策をするのは難しいから、乗る前にやっておく必要がある。水分補給がすごく大切だし、それによって体温を下げることもできる。水分を取れば取るだけ身体の熱も放出することができるからね。あと、事前に熱対策をしておくことによって、それほど暑く感じないようにすることもできるんだ。でも、ひとたびクルマに乗れば、まるでサウナの中に入ったみたいになるし、そこから出ることはできないよ」

■ダニール・クビアト「思い出の多いサーキット」
「最初のレース(オーストラリアGP)は厳しいものだったけれど、多くのことを学んだよ。僕にとっては新しいチームになじむこともすごく大切だった。レースが望むようなものにはならなかったのは確かだけど、ああいうこともあるものだし、今はこれからの挑戦に目を向けているよ」

「すぐマレーシアGPが行われるのはうれしいね。オーストラリアのことはすぐに忘れて、マレーシアに集中し始めようとしていたよ。僕たちはこれから開花させることができる可能性をたくさん秘めていると思う」

「セパンでは寒さを心配する必要などまったくないよ! 腕が試される面白いサーキットなんだ。いくつか高速区間があるけれど、そこが一番面白いね」

「僕はマレーシアにはいい思い出があるんだ。5年前だったと思うけれど、フォーミュラカーで初めて優勝したのがここだった。そして、昨年はポイントを獲得することもできた。僕にとってF1で2戦目のレースで、2回目のポイント獲得ができたからすごくうれしかったし、いい思い出だよ」

「でもドライバーにとっては厳しいレースになるし、難しいレースにもなる。すごく暑いからね。そのために僕たちは激しいトレーニングを積んできているし、トレーナーからも冬の間ずっと発破をかけられてきたよ! セパンは、どれだけ身体的な準備を整えられたかということが結果に影響を及ぼすレースなんだ」

「しっかり準備をして、環境に自分を慣らすだけだ。それ以外の奥の手などないよ。いったんクルマに乗ったら、体温を下げるように努める。基本的には水分を取って、レースの間に失われた水分を補給しなくてはならない。冷やしたタオルが役に立つし、気持ちがいいよ」

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