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アロンソ、復帰目指して身体検査へ

イギリス各紙はフェルナンド・アロンソ（マクラーレン・ホンダ）が22日（日）、同国の名門ケンブリッジ大学でFIA（国際自動車連盟）指定の身体検査を受ける模様だと報じた。

今週末のF1第2戦マレーシアGPで実戦復帰を目指すアロンソ。『Telegraph（テレグラフ）』、『The Observer（オブザーバー）』ならびに『Daily Mail（デイリー・メール）』各紙によると第一に彼は、FIAに指名された3人の医師からマレーシア行きのゴーサインをもらう必要があると指摘。

その結果アロンソは、バルセロナのF1冬季合同テスト中に発生した謎の事故で入院してから一ヶ月以上を経て、ようやくマレーシアに入れる。

次に彼は、FIAの医療代表ジャン=シャルル・ピエッテの検査を受けなくてはならない。同医師が「耐衝撃テスト」と呼ぶこの検査では、アロンソの認知スキルや反射能力が試される。以前に同じテストでアロンソ本人が上げたスコアを「基準点」に、ピエッテ医師が合否を判断するのだ。

前述の各紙は、最後にセパン・サーキット付きの医師による診断を経てようやくアロンソのマレーシアGP出場が可能になると伝えている。

アロンソのマネージャー、ルイス・ガルシア=アバドは21日（土）、次のようにスペインのマスコミに話した。「（フェルナンド）アロンソは間違いなくマレーシアに向かう」

一方で彼の代理人は、スペイン『AS』紙に次のように述べた。「フェルナンドは元気だ。もちろん一連の検査をクリアするだろう。いずれも形式的なものにすぎない」