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小林可夢偉のF1復帰、マネジャーが否定

2015年03月19日(木)12:57 pm

小林可夢偉のマネジャーが、可夢偉のF1復帰のうわさを否定した。

かつてトヨタ、ザウバー、ケータハムで活躍し、世界的にも人気の高い可夢偉。そのマネジャーを務める船田力の姿が先週末に2015年F1開幕戦オーストラリアGPが開催されたアルバート・パーク・サーキットのパドックで目撃されていた。

可夢偉に関しては、すでに今年は古巣トヨタから日本国内のフォーミュラシリーズへエントリーすることが明らかとなっていたが、メディアは可夢偉がマレーシアGP(29日決勝)で今年初出走を目指すマノー・マルシャと交渉を行っているのではないかとの憶測を報じていた。

マノー・マルシャでは、開幕戦ではウィル・スティーブンスとロベルト・メルヒの2人をドライバーとして起用する予定だった。メルヒは十分なスポンサー資金を用意することができないと考えられており、契約も開幕戦のみとなっていたとも伝えられている。メルヒ自身はマレーシアでもシートを確保したいと語っているものの、今季はフォーミュラ・ルノー3.5シリーズへの出走契約をすでに結んでおり、そちらの契約を破棄するつもりはないとしている。

このため、マノー・マルシャではメルヒに代わるドライバーを検討しているものと考えられているが、メディアはその候補者のひとりとして可夢偉の名前をあげていた。

だが、どうやらこの報道は憶測の域を出なかったようだ。

船田はメルボルンで、ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に対して「可夢偉のカムバックを目指そうとしているのではない」と語り、可夢偉のF1復帰を否定したと報じられている。

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