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ザウバー、裁判は「大きなマイナス」

2015年03月13日(金)20:18 pm

ザウバーは、ドライバーの契約をめぐる裁判について口を閉ざしている。

昨年、控えドライバーとしてザウバーに所属していたヴァン・デル・ガルデは、2015年にレギュラードライバーに昇格するという契約をザウバーとの間に取り交わしていたが、これを一方的に破棄されたとして、今週末に行われる2015年F1開幕戦オーストラリアGPに契約通り自分を出走させるよう、メルボルンの裁判所に訴えを起こしていた。

裁判ではヴァン・デル・ガルデの申し立てが認められた。また、12日(木)にザウバーの控訴も棄却されて、チームの敗訴が事実上確定している。

ザウバーは9日(月)以来ツイートしておらず、オーストラリアGP初日フリー走行後のプレスリリースでも裁判については触れず、「1回目のフリー走行には参加しなかった」とだけ記されていた。

チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは、13日(金)のフリー走行後、6チームの関係者が出席する恒例の記者会見に参加した。

ヴァン・デル・ガルデ側は、カルテンボーンの逮捕を求めたと伝えられている。会見で職を辞する考えはあるかと聞かれると、カルテンボーンは「それは考えていません」と答えた。

カルテンボーンは、裁判について詳細は語らず、次のように話すにとどまった。

「この件はチームにとって非常に大きなマイナスの影響を与えています」

「これ以上言えることはありません」

裁判は14日(土)午前に再開することになっている。

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