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意外な人物がニューイの新プロジェクトに参加

2015年03月13日(金)7:05 am

ヨットレースの最高峰、アメリカズカップに一人の元F1関係者が携わることになった。おととしまでマクラーレンのチーム代表だったマーティン・ウィットマーシュだ。

ウィットマーシュは56歳のイギリス人。25年間マクラーレンで働いたが2014年シーズンを前に解雇。以来、おもて舞台から姿を消した。

「ずっと旅をしていた」とイギリス『Telegraph(テレグラフ)』紙に語るウィットマーシュ。

「いちどF1に関わると、それが人生のすべてになる。蝕まれるといってもいい。私も危うく、そうなりかけた」

「おかげで25年のあいだに、一生食べるに困らない生活を得たよ」

ところが『Telegraph(テレグラフ)』によるとウィットマーシュは、2017年の第35回アメリカズカップでイギリスのヨットマン、ベン・エインズリー率いるシンジケートのCEOとして運営を取り仕切ることになったのだ。

このプロジェクトには、すでにもう一人F1のビッグネームが関わっている。レッドブルの新部門アドバンストテクノロジーズから出向する超大物デザイナー、エイドリアン・ニューイだ。

「実のところベン(エインズリー)と数分、電話で話をしただけで関わりたくなってね。次の日の午前に私から折り返して、話を受けることにした」とウィットマーシュは12日(木)に語った。

ウィットマーシュは今後、レッドブルとの綱引きが仕事の一部になる。ニューイがF1とアメリカズカップ、二足のわらじを履いているからだ。

ウィットマーシュはいう。「もし私がクリスチャン(ホーナー)だったら、どんな手を使ってもエイドリアン(ニューイ)をF1の業務に100パーセント集中させるだろうね」

「しかし、発想あふれるエイドリアンのような人物には、それなりの器が必要だ。われわれなら彼にそれを提供できると思う」

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