スペインのテレビ局『Antena 3(アンテナ3)』は、映像の中でフェルナンド・アロンソがドライブするマクラーレン・ホンダMP4-30の事故直前と直後の写真を使用しながらベッテル(フェラーリ)のインタビューを公開している。
映像では、イギリスの『Mirror(ミラー)』紙面や、イタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙を紹介しながら、アロンソの後ろを走行中のベッテルとの距離感や、ベッテルがドライブするフェラーリにはカメラが搭載されていることがわかる。
また、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙の写真は、タイヤの後方から芝生が飛んでいることから、アロンソは壁に接触しながらもマシンはまだ動いた時の写真ということがわかる。
ベッテルは「アロンソの右後ろにいたけど、(激突した)ショックは劇的なものには見えなかった」と語っていることを裏付けるように、壁には激しいショックの際に残るタイヤ痕は見当たらない。
多くの関係者が「事故前に意識を失っていたのでは」と言い、マクラーレン・ホンダによる「陰謀説」を疑う理由は、こんなところからも見て取れる。
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