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マノー復活に反対だったイギリス政府

2015年03月09日(月)18:02 pm

イギリス政府は、マノー(旧マルシャ)のF1復活を支援するつもりはなかったようだ。

チーム国籍をこれまでのロシアからイギリスに移し、「マノー・マルシャ」という正式エントリー名で2015年のF1シーズンにカムバックを目指しているマノー。最近、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)によって義務付けられているクラッシュテストにも合格し、チームは開幕戦オーストラリアGP(15日決勝)に参戦するためにすでにメルボルンに到着したことが明らかとなっている。

これが可能となったのは、昨年経営破たんに陥り、管財人の手によって清算手続きが開始されていたマノーに対し、その債権者であるマクラーレンやフェラーリなどが支援を行う決定をしたことによるものだ。

だが、イギリスの『Telegraph(テレグラフ)』が報じたところによれば、マノーに対する債権者にはイギリスの収税機関であるHMRC(ハー・マジェスティーズ・レベニュー&カスタムズ)も含まれているという。

その記事の共著者であり、F1ビジネス記者として知られるクリスチャン・シルトは、マノーには150万ドル(約1億8,000万円)に及ぶ税の滞納があり、HMRCは「マノーが管財手続きを終了し、今年のF1レースに参戦することに対して反対票を投じていた」と語ったと伝えられている。

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