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マノーの正規ドライバーより控え選手を選んだパーマー

2015年02月26日(木)6:50 am

24歳のイギリス人ドライバー、ジョリオン・パーマー。彼は2015年、旧マルシャとの交渉が実を結ぶ可能性を捨て、ロータスの控えシートを選んだ。

元F1ドライバーのジョナサンを父に持ち、昨年は下位カテゴリーのGP2を制覇。次の年はレースシートのゲットを目標に掲げていた。

ところが、意外にも控え選手としてロータスと契約。それには、冬季テスト出走と金曜日フリー走行への参加が何回か約束されている。

だが、もし旧マルシャとの交渉を続けていたら、2015年実戦デビューの夢は叶ったかもしれない。

マノーと名を変えた同チームは先週ようやく財政管理下を脱し、突貫作業でクルマを2015年規則に合わせているところだ。

パーマーはいう。「ロータスと契約を結ぶ直前、彼らから多少の接触があった」

「正直、不確定要素が山積みでね。彼らは既に昨年から大口のスポンサー探しに四苦八苦していた」と、パーマーはF1公式サイトに語った。

「きっとグリッドにたどり着くまで大変だと思う」

「何とか頑張ってほしいが、僕のキャリアにとっては大きなリスクだった。ロータスのような、しっかりとしたチームと契約するのが正しい選択だと思ったんだ。あの時点では唯一の選択肢だった」

それに、もしマノーが完全復活を遂げて2015年のF1を戦うとしても、ロータスで控えドライバーの座を選ぶとパーマーはいう。

「マノーがどうなるかは知らないが、どうせ古いマシンとエンジンだろう。エンジンは、昨年の時点ですでに戦闘力を欠いていた。今年のマシンは大きな進歩を遂げているというのに」

「いくらF1でも後方を走るのはごめんだよ。僕は、可能な限り自分をいい条件に置きたい。だからロータスにいるんだ」

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