世界的エナジー飲料メーカーであるレッドブルの総帥であり、レッドブルF1チームのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツが、レッドブルがアウディへチームを売却することを考えているのではないかとの報道が行われたことに関し、これを否定した。
19日(木)に、レッドブルの最高権威であるマテシッツが、これまでのチームオーナーという立場を一歩推し進め、F1の商業権の買収を検討しているようだとの報道が行われた。
その記事には、マテシッツはそれを進める過程で2010年から2013年にかけてF1タイトルを連覇したレッドブルをアウディに対し3億ユーロ(約400億円)で買い取るようオファーを出すかもしれないとされていた。
だが、オーストリア出身のマテシッツは、ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように主張した。
「そんなことは何も知らないよ」
「私が知っている限りにおいて、我々がそういう在庫一掃セールみたいなことをする予定はないね」