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ボッタス、フェラーリ行き?ウィリアムズは否定

2015年02月13日(金)7:30 am

チーム希望の星を奪われてたまるか。2016年、キミ・ライコネンに代わってバルテリ・ボッタスがフェラーリに移る見込みと伝えられる中でウィリアムズは、そんな報道を一蹴した。

ロータスから昨年フェラーリに戻ってスランプに陥ったライコネン。2016年はチームと「オプション契約」を結んでいるとはいえ、事実上、フリーエージェントの身だ。

「もし成績がパッとしなかったら、契約書に署名はしない」とライコネンは先日のヘレス合同テストで話していた。

母国フィンランドの後輩ボッタスは昨年、六回も表彰台に上り、未来のチャンピオン候補に名乗りを上げた。もしフェラーリに空きシートが生じたら。そんな問いに先週、ボッタスはこう答えた。「キミ(ライコネン)の契約がどうなっているか、僕には分からないよ」

「何はともあれ、いちばん速いマシンに乗りたいことだけは確かだ。それしかいえない」と彼はF1公式サイトに語った。

まるで移籍も選択肢のうちとウィリアムズに宣言しているようにも受け取れるが、そんなコメントを突きつけられた副代表のクレア・ウィリアムズは、「文脈を抜き取っただけ」として、大げさに取り合おうとしない。

彼女はイギリス『Sky(スカイ)』に、次のように語った。「彼(ボッタス)をF1に引き上げたのは私たちです。彼はチームにすっかり溶け込んでいて、本人もそれを感じています」

「もちろんレーシングドライバーであるからには、最速マシンに乗りたいでしょう。あれは、そんな話の部分を切り取っただけのコメントです」

「今のところ、私たちは彼に強力なマシンを提供しています。おそらくメルセデスAMGにいちばん近い位置で昨シーズンを終えたクルマです。なのに彼は移籍したがるのですか?」

「彼とは多くの時間を過ごし、たくさん話をしました。いま彼が身を置きたい場所、それはウィリアムズだと私には分かります」

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