今季、昨年まで低迷していたフェラーリを離脱し、ホンダと手を組むこととなったマクラーレンへ移籍したフェルナンド・アロンソ。だが、1日からスペインのヘレスで行われた今年最初の公式F1テストではマクラーレン・ホンダMP4-30がトラブルに見舞われ、満足に走行することもできずに終わってしまった。
アロンソはルノーに在籍していた2005年と2006年に2年連続でF1タイトルを獲得している。その時期にルノーのチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレは、今でもアロンソのマネジメントにもかかわっており、仲の良い友人としても知られている。
その、ブリアトーレが、アロンソはヘレステストであまり走ることができなかったものの、そのことで不安にかられたりなどはしていないと次のように語った。
「フェルナンドと話をしたんだが、彼は全く心配していないよ」
イタリアの『ADNkronos(クロノス通信)』にそう語ったブリアトーレは、次のように続けた。
「最初に問題を抱えてしまうのは普通のことだからね。メルボルン(開幕戦オーストラリアGP/3月15日決勝)へ行ってから止まってしまうより、今止まったほうがいいんだ。いずれにしろ、テストというのは問題を理解し、その解決に当てるものだからね」