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【ヘレス合同テスト】2/3(火)ブーリエ(マクラーレン)のコメント

2015年02月04日(水)6:54 am

ヘレス合同テストも三日目。前の二日から状況は一転、チームはノートラブルで32周の周回に成功した。新車MP4-30とホンダRA615Hパワーユニットにとって初めてのまとまった走行だ。

夜番のメカニックたちによる懸命の努力で、この日のセッションがスタートしてすぐさま、フェルナンド(アロンソ)はコースに飛び出していった。そして数周のインストレーション(マシン確認)ラップと空力チェックの後、走行のたびに周回数を伸ばしながらプログラムを消化していった。

路面が濡れていたため、タイヤはピレリのインターミディエイト(浅溝)を装着。そこそこの周回数を重ねたところで、昼休み前にトラブルは起きた。

フェルナンドがタイム計測を始めたところ、マシンに異常を感知し、ガレージに戻ってきたのだ。すると冷却水の水圧が下がっているのを発見。この問題を解決するにはパワーユニットをマシンから降ろす必要があり、今日中のコース復帰は不可能となった。それだけ長時間の作業なのだ。

だが、修復は可能だ。明日に予定しているジェンソン(バトン)の最終走行までには、必要な部品の交換を済ましておく。

エリック・ブーリエ(マクラーレン/レーシング・ディレクター)の話:「昨日(2/2(月))にジェンソンが行なった最後の一周で、われわれは肩の荷が下りた気がした。1日(日)から2日(月)にかけて悩まされていたトラブルを解消できたと思ったからだ。今朝9時にマシンがガレージを離れたときはホッとした。その後、何時間か何の問題もなく周回を重ねた」

「フェルナンドのコメントも、非常に前向きだった。マシンは種々の変更によく反応していたし、安定感も感じたとのことだ。マシンの扱いについては、プログラムに沿ってすべてをカバーしたが、比較的長い周回を何度も重ねられたのが何よりもよかった。これでマシンに、基本設計や組み立て上の問題はないことが分かったのだ」

「ピットを出て、大きな問題もなく、すぐにスピードに乗って走れるのはやはりいい。今日は、その点がもっとも明るい材料だ」

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