ハミルトン「チームにはエネルギーが満ちている」／ヘレステスト2日目4番手
2日（月）に、スペインのヘレスで行われているF1公式シーズン前テストが2日目を迎え、メルセデスAMGではルイス・ハミルトンが新車W06のテストを担当。ハミルトンは、1周4.428kmのヘレス・サーキットで合計91周を行い、1分22秒490のベストタイムをマークして全8台中の4番手となった。
■ルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）
「満足のいく1日だったよ。かなり周回も行ったし、クルマの感触もすぐにつかめた。まだテストも始まったばかりだし、それほどいいとは決して感じられないものさ。シーズンに向けてまだクルマは最低レベルにあるわけだからね」
「それでも、昨年と同じように感じられたのはいいことだよ。多分少しばかりダウンフォースは増したと思うけれど、それ以外はまったく同じだね。まだセットアップを詰めてはいないからバランスは完ぺきではなかったけれど、これからかなりよくなると思う。でも、今最も重要なのは周回を重ねることだ。最速ラップタイムを刻むことではなくてね。そして、今日は前向きなことがたくさんあった。かなりの距離を走ることができたし、残りの2日間にはもっと走り込めることを期待している」
「テストはドライバーにとってそれほどワクワクするものじゃないよ。僕はレースをするために生きているんだからね。だけど、これは今年1年に向けての基礎を築くためだし、全員がクルマを理解するために懸命に取り組んでいる。今は、運転のしやすさからタイヤに至るまで、すべてのことから学ばなくてはならないし、そうすればいいシーズンを迎えることができるはずだ」
「メルボルン（開幕戦オーストラリアGP／3月15日決勝）まではまだ道のりも遠いし、この段階でよろこんでいるわけにはいかないけれど、チームには本当にいいエネルギーが満ちているよ。誰もが前向きだし、懸命に頑張っているし、昨年の成功の上にあぐらをかいたりしていないよ。誰もがまた勝利するという同じ目標を掲げてスタートしている。開幕戦に向かうのが待ちきれない思いだよ」
